テニスをはじめとした様々な運動に触れることは心身の健康に直結します。子供にとって何か（習い事など）をはじめる時の最初の導入は非常に肝心となる。
小さいときから良き指導者から良い環境で指導を受けることが出来るなら、次世代のせりーナウィリアムスやロジャーフェデラーを生み出すでしょう。
Saddlebrookではジュニア育成プログラムに力を入れており、オンコートだけでなく、オフコートでのプログラムも充実しています。アンディ　ロディック選手やジェニファーカプリアッティ選手はその恩恵を受けた選手たちです。テニスの試合というのはとても孤独なので、日々の練習、ルーティンで自信をつけ、自分自身を強くし、深く信じることに繋げていきます。
大学で奨学金をもらえるように日々がんばる選手や世界一を目指す選手と目標はさまざまですが、目指す方向性は皆一緒です。ここでは試合に出て経験をつむということはもちろんのこと、マッチプレー、ドリル、パフォーマンス向上のためのコンディショニングは日々欠かさずに取り組んでいます。フットワーク向上のためのラダートレーニングはコーディネーションを高めてくれてオンコートで非常に役立ちます。テニスを始める年齢において、早い遅いは人それぞれなので、あまり関係ありません。筋力、持久力、バランス、柔軟性を高めるようなトレーニングルーティンを身につけ、われわれは戦う準備をするだけです。まずは怪我をせずにテニスを楽しむことが非常に大事となるでしょう。

筋力やパフォーマンスはいきなり向上するものではないので、オフシーズンの過ごし方、トレーニング、練習へのアプローチがシーズン中の結果を左右します。選手同士でお互い励ましあったり、チャレンジ精神を持って過ごす貴重な時間がモチベーションにとなり、日々選手たちを強くしていきます。
この動画は昨年のオフシーズンの模様をまとめたものです。ATPツアーで活躍しているミーシャ　ズベレフ選手、ジョン　イスナー選手、アレキサンダー　ズベレフ選手、デニス　クドラ選手とそのコーチの声です。

ズベレフ兄弟のコーチ、イスナーのコーチの声：
『Saddlebrookでオフシーズンを過ごすことは選手にとって非常にプラスになる。気候も暖かく、たくさんの良い選手やプロ選手が集まり、毎日違うタイプの選手と練習やマッチプレーが出来るので、各自のスキルの見直しも出来る。さらにフィジカルを強化するトレーニング施設がそろっているということも非常にすばらしい。各自のモチベーションに繋がることでしょう』

選手たちの声：
『オフシーズンはとてもハードなシーズン。なぜならシーズン中は試合が続くので、あまり体を強化できない分、オフシーズンでは必ず来年に向けてさらに強くなるための肉体改造をする。負荷をかけて、自分の新しいからだにフィットさせる必要があるので、オフシーズンは長い時間をかけてつくりあげていく。そういった過酷な時間も他の選手とチャレンジし合い、励ましあうことで自然とモチベーションはあがっていく。毎日のように限界まで疲れ果てさせ、体を苛め抜いて自分の体の変化を楽しみ、そして変化があるたびに、またそれがモチベーションになる。』

結論
『オフシーズンは肉体化造をしつつも、一つ一つのテクニックの見直しや来年度に向けた戦略など非常に重要な時期です。テニスが本当に好きでないと楽しめないかもしれないが、オフシーズンはある意味、毎日がチャレンジングで、新しく、とてもワクワク出来ると思う。そしてSaddlebrookではそういった充実した時間をつくりあげることができる素敵な場所である』